微量短鎖脂肪酸(酢酸,プロピオン酸,n-酪酸)のガスクロマトグラフィー質量分析計(GC-MS)を用いた定量解析


  • 腸内細菌などによって腸管内で生産される短鎖脂肪酸は,腸内環境を把握する上で重要なパラメータです。
    一方で,腸管内で生産された短鎖脂肪酸は粘膜上皮を介して速やかに吸収され,エネルギー源となることが知られており,腸管内で生産された短鎖脂肪酸の実に95%以上が生体に吸収されることが判っています(Engelhardt, 1995)。腸管内で生産された短鎖脂肪酸の生産量とその吸収速度は正の相関を示すとの報告があることから,腸管内の短鎖脂肪酸濃度を測定すれば,生体内の短鎖脂肪酸濃度もある程度類推できると考えられてきました。ところが近年,腸管外で生産された短鎖脂肪酸がダイレクトに末梢血中に移行することで,生体に様々な影響が起こる可能性が示唆されております(Cueno et al, 2013他)。
    当研究所では,ガスクロマトグラフィー質量分析計(GC-MS)を用いて生体内の微量短鎖脂肪酸濃度を測定できる方法を立ち上げました。本分析計を用いて,既に血清,血漿,唾液,尿から微量な短鎖脂肪酸を定量解析しております。本分析法を用いた結果は,第17回腸内細菌学会で発表いたしました。
    また,現在本結果に関して投稿準備を進めております。

 

塚原隆充,松川典子,友永省三,牛田一成,落合邦康(2013)「微量分析系を用いた血管部位別の短鎖脂肪酸濃度と,腸管内容物中濃度との比較」第17回腸内細菌学会,東京


価格:基本料金(30,000円/回)
   1検体当たり16,000円(1〜30検体)
   1検体当たり15,000円(31検体以上)
   分析可能サンプル:血清,血漿,尿,唾液(その他についてはご相談ください)
   サンプル送付:冷凍での送付(詳細は担当塚原までご相談ください)
   ☆サンプルは最低450μL必要です。
   ☆大量発注及び御得意様割引がございます。お気軽にご相談ください。

担当:塚原隆充
Tel:0774-99-7331
Fax:0774-99-7332
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